macOS
macOS では、Karabiner-Elements が Caps Lock を再割り当てしつつ、他のキーボード動作を安定して保てる定番の方法です。
手順
1. Karabiner-Elements をインストールして権限を許可する
まず Karabiner-Elements をインストールし、バックグラウンドサービス、入力監視権限、ドライバ拡張のすべてを許可してください。これらは必要な macOS 設定です。
2. Simple Modifications で Caps Lock を再割り当てする
Karabiner-Elements を開き、Simple Modifications を選び、編集したいキーボードを指定して、Caps Lock を Left Control に変更します。Escape のほうが使いやすければ、ここで選んでも構いません。
3. 必要ならログイン前でも同じ割り当てを使う
ログイン前のパスワード画面でも同じ割り当てを使いたいなら、Karabiner Settings の Misc タブを開き、“Copy the current configuration to the system default configuration.” を実行してください。これで同じ割り当てをログイン前にも使えます。
4. すでに言語切り替えに使っている場合だけ続ける
次の手順は、Caps Lock を入力ソース切り替えに使っている多言語環境向けです。入力ソース切り替えを別のキーに移せば、Caps Lock を再割り当てしたあとでも独立した言語切り替えキーを残せますし、Caps Lock を短く押して切り替えるときに起きやすい不安定さも減らせます。Mac で Caps Lock がその役割を担っていないなら、基本の再割り当てだけで十分なので、この先は飛ばして構いません。
4-1. 予備の右側修飾キーを1つ選ぶ
まず、言語切り替え用の右側修飾キーを1つ選びます。一般的には Right Command -> F18 が無難です。レイアウト上そのキーがまだ重要でないなら、Right Option -> F18 を使っても構いません。
4-2. その右側キーを Karabiner で F18 に割り当てる
Simple Modifications で、前の手順で選んだキーに応じて Right Command -> F18 か Right Option -> F18 を追加します。これで Caps Lock を別用途に変えながら、キーボード右側に専用の言語切り替えキーを残せます。
4-3. macOS で F18 を入力ソース切り替えに割り当てる
Apple メニュー > システム設定 > キーボード > キーボードショートカット > 入力ソース を開き、“入力メニューで次のソースを選択” に F18 を割り当ててください。これで Caps Lock を別の役割に変えたあとでも、信頼できる言語切り替えキーを再び用意できます。ここでは実用例として F18 を使っています。F1 から F12 は内蔵のシステム機能に結びついているため、入力ソース切り替えにはそれより大きい番号のファンクションキーのほうが扱いやすいことがあります。その中でも F18 は無難に使えるキーの一つです。
補足
- 変更を保存する前にキー名を確認したいなら、Karabiner の EventViewer で macOS と Karabiner に見えている入力を確認できます。
- macOS では ⌘ command キーを入力ソース切り替え用に割り当てることはできません。
- Caps Lock をときどき使いたいなら、完全に消してしまうのではなく、あまり使わない別のキーに残しておくと安心です。
参考