もう Caps Lock はいらない!

Caps Lock は、キーボードの中でも特に価値の高い場所を占めています。実際によく使うショートカットキーに再割り当てすれば、入力がぐっと快適になります。

割り当て直してみる

同じキーでもっと役に立てます

では、いちばん使いやすい既定値は Control です。

自分で試す

Caps Lock をショートカット補助キーのように使ってみる

このテキストエリアでは、Caps LockACVX に対して仮想の Control キーのように動作します。システム設定を変える前に、使い心地を試せます。クリップボード操作は、初回のみブラウザの許可を求められる場合があります。

仮想 Controlステータス:待機中

Caps Lock を1回押してから、1秒以内に ACVX のいずれかを押してください。このデモでは、次に押した対応キーが Control ショートカットのように動作します。各ショートカットごとに Caps Lock を押し直す必要があります。

デモを試したあとは、次の作業に影響しないよう Caps Lock を元の状態に戻してください。ブラウザや OS 固有の不具合が残る場合があります。

設定ガイド

OS 別の設定ガイド

使っている OS を選び、対応する手順に従ってください。

Linux

Linux では、特定のデスクトップ環境に依存せず、システム全体で Caps LockControlEscape に再割り当てできる keyd が相性のよい選択です。

手順

1. keyd をインストールする

まず keyd をインストールします。ソースインストールの流れは、git clone、make、sudo make install、sudo systemctl enable --now keyd の順です。タグ付きの安定版を使いたいなら、リリースページから始めることもできます。

インストールスクリプト

keyd-setup.sh

git clone https://github.com/rvaiya/keyd
cd keyd
make
sudo make install
sudo systemctl enable --now keyd

2. /etc/keyd/default.conf を作成する

/etc/keyd/default.conf を作成し、まずはシンプルな overload マッピングから始めます。この設定で、Caps Lock はタップすると Escape、長押しすると Control になります。

設定例

default.conf

[ids]
*

[main]
# Caps Lock をタップすると Escape、長押しすると Control になります。
capslock = overload(control, esc)

# 任意: Escape を Caps Lock として設定することもできます。
esc = capslock

3. デーモンを再読み込みする

ファイルを保存したら sudo keyd reload を実行して、新しい割り当てを反映します。うまく適用されない場合は、journalctl -eu keyd でサービスログを確認してください。

4. キーボードが特殊なときはキー名を確認する

キーボード配列が特殊だったり、キー名がはっきりしない場合は、keyd monitor を使って keyd が受け取るキー名を確認してください。元のデバイスイベントを確認したいなら、先に keyd を停止してからもう一度コマンドを実行します。

5. 緊急停止の手順を覚えておく

設定を誤ってすぐに復旧したいときは、Backspace + Escape + Enter で keyd を終了できます。

補足

  • master は開発ブランチとして扱い、タグ付きリリースを安定版として使ってください。
  • Debian 13 以降と Ubuntu 25.04 以降では apt install keyd も使えますが、上のソースインストールはもっとも移植性が高い方法です。
  • Caps Lock をときどき使いたいなら、完全に消してしまうのではなく、あまり使わない別のキーに残しておくと安心です。

参考